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僧堂心得諸資料 よくわかる僧堂安居の作法と心得 [既刊紹介]

投稿日時:2014/04/18(金) 09:21

詳細な解説と紙面構成で、
上山してからの各寮での公務や作法が一目瞭然。
送行してからも活用できるよう差定にそって、解説をして
いますので、生涯にわたって活用することができ、
長期の徒弟指導の教材として最適です。


■刊行の趣旨
曹洞宗で連綿と続く行法・諸進退作法・各寮での公務は長く口伝や「公務帖」と称する備忘録等の筆写よって相伝されてきました。
全国寺院の諸作法は山規山風があるとはいわれてはいますが、その基本となっているのは僧堂での行法・諸進退作法であることから、各寮での一日の公務をイラストと細かい時間設定や鳴り物の打ち方(鳴らし方)を図や作法の一連の流れだけにとどまらず、重要なポイントをじっくり学ぶことができるよう整理編集致しました。
これから僧堂安居(修行)を志す方には事前の心構えとして、送行の後は初心を思い出し生涯活用できる教材として、全ての宗門寺院皆様に必備の資料としてお使いいただけるよう刊行いたします。

■本書の特長
一、僧堂安居(修行)を志す方々が安心して上山でき るよう、進退作法を基本作法から応用作法まで各 寮の公務にしたがって事前にじっくりと独習する ことができます。また、送行してからも活用でき るよう差定に沿って解説してありますので、いつ でも繰り返し学習することができます。
二、進退作法を基本作法から応用作法まで各寮の公務 にしたがって流れを把握できると同時に、「なぜそ うなるか」を説明することで、さらに深い理解を 促します。
三、僧堂安居(修行)を終えても役に立つ鐘司ほか鳴ら し物についても、詳細に図解等をもちいて解説し てありますので、生涯にわたって活用することが できます。
四、参禅の会などでも役立つ進退作法についても図解 と解説をほどこしてあるので、各寺院や青年会で の活動にも役立てることができます。
五、どんな時でもどんな場所でも楽に手に取れる、使 い勝手の良い並製の体裁です。 


監修  
春木龍仙
(大本山永平寺副監院)
高木祐之
(元大本山総持寺副監院)
購入はこちら 「僧堂心得諸資料 よくわかる僧堂安居の作法と心得

B5判 並製ビニール装丁 284頁











■目次

第1部 公務について
第一章
・節 鐘司の公務
・ 振鈴
・ 朝の部
・ 昼の部
・ 夜の部
・節 鐘司加番の公務
・ 朝の部
・ 昼の部
・ 夜の部
・ 三・八日

第二章
・節 直堂の公務
・ 前晩の部
・ 朝の部
・ 飯台如常
・ 庫院飯台
・ 三・八念誦
・ 土地堂念誦
・ 夜坐如常
・節 直堂加番の公務
・ 前晩の部
・ 朝の部
・ 飯台如常
・ 朝・昼各寮飯台
・ 四・九日の粥罷の柝の打ち方
・ 夜坐如常
・ 四・九日(放参日)
・ 大放参日
・ 庫院飯台

第三章
・節 送供の公務
・ 朝粥行鉢
・ 午斎行鉢
・ 薬石喫湯
・ 浄人進退法(図)
・ 僧食九拝の図
・ 浄人の器物の持ち方図

第四章
・節 鳴らし物について
・ 四・九日(放参日)の鳴らし物法
・ 朝の部
・ 放参鐘並びに浄髪柝の打ち方
・ 開浴版の打ち方
・ 大放参日の鳴らし物法・朝の部
・ 三・八/土地堂行香七下鐘

第2部 僧堂・法堂基本作法
第一章
・節 僧堂基本作法
・ 僧堂入出堂法
・ 上牀法
・ 経行法
・ 展鉢法
・節 法堂基本作法
・ 法堂入大間法
・ 仏殿出殿法
・ 法堂課誦位図
・ 経本の受け取り方
・ 日・月牌帖の受け取り方
・ 祠堂帖の受け取り方

第二章
・節 基本身体心得
・ 身体作法
・ 搭袈裟法
・ 坐具作法
・ 帰堂・帰単について

資料
・日分行法並びに鳴らし物一覧表
 

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