ブログ

<<前へ次へ>>

圧巻のの800ページ! 法名・戒名データブックのスタンダードとなる書[ブログ]

投稿日時:2014/04/14(月) 18:50

本書「増補改訂 法名戒名データブック〔俗名対応篇〕」は1996年の上梓以来、20年近くにわたり、法名・戒名データブックのゆるぎないスタンダードの地位を築いてきた「法名戒名データブック〔俗名対応篇〕」。人名・常用漢字対応の7万字ものデータを収録という比類ない書として現在にいたるも燦然と仏教界で輝きを見せている。〔俗名対応篇〕として、故人の俗名一文字に対応する法名・戒名データを網羅的な検索を可能とすることにより、御住職方の法名・戒名選定便をはかることを主眼に編纂されている。

第一部では千百五十六文字の見出し語を掲げ、通常俗名に用いられる漢字をほぼ網羅。また、今回の増補改訂にあたり2006年の法務省答申による493文字の人名漢字の拡張に対応し新たな法名・戒名を大幅に補完した。この見出し語には、主要な「読み」と「意味」を掲載。一般的な意味以外に仏教的な意味もできうる限り掲載した。

第二部には、各宗派の主要十二経典より選び抜いた法名・戒名の作例を収録。

第三部は、法名・戒名選定の際に重要な要素となると思われる「人となり」「生きがい」「なりわい」「季節」「年代」の五つの検索項目からありたっている。

 時代の流れの中で、あまりに難解と思われる漢字、字体ははずしてあるが、法名・戒名に相応しい旧字体は採用している。
また、改訂に当たっては時代を反映する俗名に対応する法名・戒名を授与できるように、今日の命名の潮流に対応するあり方を試みた考察も収録。




購入はこちら 増補改訂 法名戒名データブック〔俗名対応篇〕
監修 藤井正雄(大正大学名誉教授)
編集 法名戒名データブック編纂委員会

B5判 ビニール装丁 800頁

日蓮宗で使う祈願・回向文の要文を集成したコンパクトタイプの経本[ブログ]

投稿日時:2014/04/02(水) 17:52

 日蓮宗第一線の修法師による文例を精選し、好評の「日蓮宗祈願・回向文」より開眼回向文を中心に、特に頻度の高いものを厳選してコンパクトな経本に編集した「日蓮宗 祈願回向文要集」。
 手軽に持ち運びができる実践経本となっている。

目次

開眼・開眼供養 次第
 開眼回向文 御本尊
 開眼回向文 宗祖御像 
 開眼回向文 仏像
 開眼回向文 位牌
 開眼回向文 仏具
 開眼回向文 守護神
 開眼回向文 印鑑
 開眼回向文 墓碑
 墓地清め
 開眼回向文 仏像・お宮
 開眼回向文 佛壇・仏具
 開眼回向文 墓碑

お焚き上げ 次第
 お焚き上げ
 抜魂式
 新宅祈願
 家祈祷
 家屋解体
 室宅清め(霊位)
 室宅清め(法除け・謝罪)
 新装開店除厄

生靈回向 次第
 生靈
死靈回向 次第
 死靈
鬼畜回向 次第
 鬼畜
呪詛還回向 次第
 呪詛還
厄神回向 次第
 厄神
五段祈念 次第
 五段祈念(憑依・憑物)
地鎮祭 次第
 地鎮祭
上棟式 次第
 上棟式

監修:鈴木英正 北尾龍瑞  編集協力:掛下節怜 奥田正叡
全74ページ 横70ミリ×縦170ミリ



お求めはこちら「日蓮宗 祈願回向文要集」

「現代世相1分3分5分法話事例別集成」より[ブログ]

投稿日時:2014/03/31(月) 18:03

現代世相1分3分5分法話事例別集成」収載の法話例を1題。


「自分だけで育てたのではない」
 

先日、あるお母さんから手紙をいただきました。それは、自分の後悔を述べた手紙でした。ご許可を得て、少し紹介させていただきます。

 そのお母さんは、お子さんがまだ小さい頃、自分の不注意から大きな火傷を負わせてしまったのだそうです。二歳のときで、入院中は点滴を引き抜いて、抱きかかえたまま屋上から飛び降りてしまおうと思ったそうです。
入院は、何週間にもわたりました。お母さんは、「もしこの子が生きて役立つなら、この子を生かしてください」と祈ったそうです。一週間目に、尿が出てこの子は助かりました。しかし、大きくなっても、顔に赤いむらさきの火傷の跡が残ってしまいました。火傷のケロイドは、顔ばかりでなく、背中と腕、胸に残ってしまいました。

 でも、小、中、高校と、明るく元気に育ったそうです。しかし、当時はまだそういう火傷の跡を消す手術は高額で、なかなか手術で火傷の跡を消してあげることができなかったそうです。ですから、「お前は結婚できないかもしれないから、自分で生きるため早く手に職を持ってね」と言ったそうです。
自分でもむごい言葉だと思いながら、励ましの言葉として声をかけていました。お母さんが願ったとおり、この子は前向きに明るく生きてきました。自立できる職業ということで、彼女は看護師になることを決め、県立の看護大学に進学しました。それから二年後、彼女は卒業式の答辞を読むほどにがんばったそうで、卒業式にはお母さんも見守りに行ったそうです。

 このお母さんは、この子を自分で育てたと自慢していません。そのまま読ませていただきますが、「この子はもったいないくらいにすてきな方々にめぐり合ってくれました。この子を育てていただいた、多くの方に感謝します。決して自分がこの子を育てたとは思っていません。多くの方々に感謝します。」と、手紙は結ばれていました。

 道元禅師は、次のようにおしゃっています。  「わたくしどもが心から仏の慈悲を信じ、心からお任せすることによって、むこうから働きかけていただいて、そのまま随っていくことが、仏の弟子として生きることだ」と。

 お釈迦さまは、自分は何のために生まれたかを問い、自分自身がまわりに生かされた存在であることを再発見されました。みなさま方も、ご自分のお子さんを自分ひとりで育てているのではなく、さまざまな人たちに支えられ、子ども自身もさまざまな人と出会い成長していくものであることをあらためて確認していただき、明日からの子育ての指針にしていただきたいものです。

現代世相1分3分5分法話事例別集成
監修:谷玄昭 石上善應 宮田正勝 中野東禅 浜島典彦

法話のヒントとなる薀蓄が満載の書「薀蓄法話のヒント辞典」[ブログ]

投稿日時:2014/03/29(土) 11:42

 本書「薀蓄法話のヒント辞典」は、仏教に関係の深い「漢字」や、日常使われている「仏教語」などを手がかりに、法話展開に役立つ話題を満載し、必要な項目を簡単に見つけ出せるように編集した法話のヒント辞典だ。

 第一章には宗祖にちなむ話題。各宗祖のプロフィールや、法話の素材となるエピソードを収録する。

 第二章には、漢字一文字に込められた意味と解字とともに、漢字の薀蓄を法話として語れる法話例を収載。たとえば「愛」。仏教では「渇愛」として苦しみの源泉のように語られているが「愛」は、心を汚す「渇愛」とともに「敬愛」という二面性を持ち、必ずしも否定されるものではないという肯定的な面もあるという意外さなどを、法話で説くことができる。

 第三章は日常に根付き、普段それと意識しない仏教語をとりあげ、檀信徒がうなる薀蓄を語れる話題を収録。
たとえば「愛嬌」。「愛嬌を振りまくというときの『愛嬌』という言葉がありますね。これは元来仏様の慈悲深く温和な表情『敬愛相』から、尊い振る舞いを敬愛することを愛嬌、仏教読みでは『あいぎょう』と言ったのです……」といえば、法話のマクラとして聴衆を引き付けることができるだろう。

 第四章は、「一期一会」など数詞の入った仏教語。「茶道で用いられている言葉ですが、実は仏教由来で……」のように意外性を持った薀蓄を語ることができる。
第五章は、日本語となった梵語、すなわち古代インド語を扱う。インドの言葉が日本に伝来し日常の言葉として根付いていることを法話に盛り込むための話題を収録。
「舍利」は、梵語の音写で聖人の遺骨のことだが、日常的な俗語で白いご飯のことを言う。それは何故……から始まる法話をしてみよう。

 第六章は、「有象無象」などの四字熟語の仏教語。
 
 日常に根付いている多くの言葉が、仏教由来だと説明し、法話を展開していける話題を満載している。身の回りの話題から法話に導入するための実践的な薀蓄法話素材を活用していただきたい。
 



ご購入はこちら「薀蓄法話のヒント辞典
監修
松原泰道
佐藤隆賢
藤井正雄
即真尊のう
 
B5判 上製本 324ページ 見出し語索引付き
第三刷発行
定価18000円+税

どんな「永代供養堂」を造りたいか、そのイメージがつかめる実例集[ブログ]

投稿日時:2014/03/21(金) 11:20

これからの時代、さまざまなメリットのために需要が増えていく永代供養墓や永代供養堂(位牌堂・納骨堂)。最終的には合祀されることが多い永代供養墓に対して、永代供養堂は夫婦ではいる家族別の仏壇が付いているケースが多く、一般の墓と同じようにお参りできる室内の家族墓といえる。

 

屋外の合祀墓ではなく雨風に関係なくお参りできる室内墓の永代供養堂は人気が上がってきている。

墓不足といわれる現状の中、敷地やロケーションにさほど左右されない永代供養堂は、これからの寺院運営の柱となりえる事業のひとつではないだろうか。

 

本書の特徴

●「永代供養堂」の先行事例をわかりやすく写真で示した。

●全国に現地見学をしなくても本書で構想している類似物件を調べることができる。

●自分の寺にあった「永代供養堂」のモデルを探すことができる。

●建築パースを蒐集し、概観イメージや内部のしつらえなど、およそのプランをつかむことができる。


永代供養実例集

 

監修:藤井正雄(大正大学名誉教授)

B5判 並製 262ページ

18000円+税

 
<<前へ次へ>>

ブログ最新記事

<< 2024年11月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30